引っ越しで一番の問題と言えばやはり「引っ越し代」!
敷金、礼金と何かと万単位でお金が飛んでいく引っ越し。抑えられるところは抑えたいのが本音ですよね?
そこで、引っ越しSMARTがオススメする交渉術をコッソリ教えちゃいます。
相見積もり。つまり複数の引っ越し業者から同時に見積もりを出してもらうことです。
ラクなのはやはり一括見積サイトなどを利用することですね。
名前や住所などの入力が一回で済むという物理的なメリットももちろんありますが、
隠れたポイントとしては「あなたの会社以外にも見積もり出してもらっていますよ」ということを伝えられるというところにあります。
「一括見積もり」ですから、当然複数の引っ越し業者に申込んでいるということは分かり切っています。
その上で、「余所さんでも申込んでいらっしゃると思いますが、ウチではこれぐらいでやりますよ!」
という数字を出してくるので、その時点でかなり絞り込みがしやすくなります。
この時点で候補を3つくらいに絞り込んで、本見積もり、
つまり引っ越し業者の営業さんを実際に家に呼んで、その場で見積もりを出してもらう段階へと進みましょう。
元々日本人にはNOとハッキリ言いにくい性格の人が多い様子。
特に「自宅」という超プライベート空間に招き入れることによって、
妙に親近感がわきやすい状況でもあるのでかなり「営業マンの口車に乗せられやすい状況」なのです!
もしあなたが学生、フリーター、主婦、一人暮らしの女性であるならなおさらNGです。
なぜこれらの人が気をつけた方がいいかというと、理由はただ1つ。
「1日中外をアチコチ駆けずり回る営業マン」という生き物に触れる機会が少ない層である、という理由です。
夏の暑い日に汗を拭きながら、
「女性がお住まいのお家に、こんなむさくるしい男は入れたくないでしょう。大体のお部屋の広ささえ分かれば十分です」と、
クーラーもきいていない玄関で仕事をしようとする姿を見て、なんだか申し訳ない気持ちになってしまい
「こんな必死になって1日中暑い中を走り回っているのに、あまり困らせちゃいけないかな」と思い始めたら、もう相手の勝ちです。
営業マンだってプロなので同情を引くための手段なんていっぱい知っています。
そして案外「情」で仕事が取れることも知っています。
よっぽど何を言われてもハッキリNoと、相手が泣こうが喚こうが
「他社さんの見積もり次第で決めます」と初志貫徹出来る自信がない限りは、
いきなり営業マンに内見してもらうのはやめましょう。
引っ越し業者の料金のほとんどは「車都合」で決まります。
何度か過去に引っ越しを経験されている方なら1度は体験したことあるかもしれませんが、
申し込んだのは作業員2人のプランだったのに、当日来てみたら4人もいたなんてことが起こります。
作業員が多い分には作業が速く終わるだけなのでこちらとしては何のデメリットもありません。
しかし2人分のプランの料金しか払ってないのに4人来てくれるなら、あの料金表の意味ってなんなの?と思いませんか?
冒頭でも申しました通り、引っ越し業者の料金は「車都合」で決まるのです。
例えばあなたの引っ越しがお昼すぎからだった場合、午前中が空いていますよね。
業者だって1台の車で2件、3件とこなせるほうが効率的です。
そこで、あなたが午後からで良いと決まった場合、
次に同じ日の午前中からスタートできる案件をブッキングします。
時間もさることながら、ルート的に、
午後に控えているあなたの引っ越しまでに間に合わないといけませんので距離の問題も出てきます。
そして都合よく見つかった「午前スタート」の案件がピアノや大きなベッドなどを運ぶ必要があり、
4人いないと辛いとなった場合は、あなたの所にもそのまま4人の作業員が来ることになります。
あなたのためだけに2人の作業員を用意するよりは、案件2件に対して4人配置した方が稼げるということですね。
特に一人暮らしの引っ越しの場合は荷物も少ないですし、
大きなベッドや家具などもないのでどの車のサイズで行こうと問題のない案件です。
それでいて「日にちも、この週の間だったらどこでもいいですよ」という余裕があれば、
まだ午前中1件しか埋まってない「もったいない日」にブッキングできる可能性が出てきます。
そうすると、スケジュールの穴埋めの協力費として料金をさげてくれる可能性が多いに出てくるのです!
「契約の都合上、31日までしかいられないけど、新居は契約上30日からしか入れないので、
30日か31日のどっちかにしか引っ越しできない」なんて状況だと、
「スケジュールの穴埋め」に協力できない可能性が出てきてしまいますので、
引っ越しのスケジュールには余裕を持っておかれることを全力でオススメしております!