単身引っ越しの場合、ファミリーに比べて荷物も少ないですから割と楽に作業が出来るのではないかと考える人も多いのですが、ちょっと待った！
確かに単身の場合は荷物が少なく作業も早く済むことが多いですが、あまりにゆったり構えていると時間的にも費用的にもギリギリになる事態が起こります。
今回は単身引っ越しをするにあたっての注意点についてみていきましょう！
単身引っ越しで見落としがちなこと
単身の場合荷物がファミリーと比べて少ない場合が多いですから、荷造りは自分で行うプランを選ぶ方が多いかと思います。
しかし、「仕事がとても忙しく休みが週1日しか取れない！」という方もいらっしゃるかもしれません。
そのような方はいわゆる
「おまかせコース」のような、荷造りも荷解きも全て行ってくれるプランを選ぶと思うのですが、見落としがちなことが一つあります。
「おまかせコース」を用意している業者は多いのですが、引っ越し作業を全てやってくれるとは限らないのです。
多くの場合、
「おまかせコース」で行ってくれるサービスは荷造り・荷解き・搬出・搬入です。
つまり、新居で荷物をどこに置くのか・家具はどこに配置するのかなどを事前に考えておかないといけません。
あまりに何回も荷物の置き場所を変更するような事態になると、さすがにスタッフも困ってしまいます。
また
「おまかせコース」には掃除も含まれていると思い込んでいる方もいらっしゃるのですが、掃除は含まれていなくオプション設定の業者もあります。
1人暮らしの場合
1人暮らし初心者さん必見☆必要な手続き一覧のように厄介な手続きも多いですから、
「おまかせコース」だからと言ってゆったり構えすぎていると後々大変な思いをしてしまいます。
「おまかせコース」は「自分は何もしなくていい」というわけではないので注意が必要です。
レディースパックの落とし穴
女性で単身の引っ越しの場合、いわゆる
「レディースパック」を依頼する方も多いかと思います。
「レディースパック」を用意している業者も近年多く、サービス内容としては見積もり・荷造り・荷解きなど引っ越し作業を全て女性スタッフが行ってくれるというものが多いです。
主に、
「下着や化粧品を男性スタッフに見られたくない」
という方や
「初対面の男性スタッフが新居に上がるというのがなんか怖い」
と感じる女性が依頼をします。
しかしここでも落とし穴があります。確かに
「レディースパック」はすべての作業を女性スタッフが行うのですが、大きな食器棚や重い本棚などがある場合は
男性スタッフが手伝うことがある業者もあります。
「初対面の男性スタッフが新居に上がるというのがなんか怖い」という理由で
「レディースパック」を選んだのに、結局「初対面の男性スタッフ」が新居に上がってしまっては意味がないですよね。
「レディースパック」は通常のメニューより数万円高いことが多いですから、
「こんなことなら初めから通常のメニューにして下着類だけ自分で荷造りすればよかった」と後悔する方もいるようです。
見積もり時などにサービス内容についてはじっくり聞いておく必要があります。
このように単身での引っ越しの場合、思わぬところで落とし穴があるものです。
ましてや転勤が多い方や引っ越しが趣味の方でもない限り、引っ越しという行動は一大イベントのようなもの。
せっかくの引っ越しを台無しにしないために、上記のようなことにも注意したいですね。
