最近では無料でダンボールをくれる引っ越し業者も多いもの。梱包まで業者がやってくれるサービスもありますが、少しでも安く済ませるため自分でやるという方も多いでしょう。しかしいざ自分で作業を始めると意外と大変なのがわかると思います。ただ詰めただけでは荷解きの際に何が何だか分からなくなります。そう、梱包がうまいかどうかで引っ越しがスムーズに済むかが決まります。コツをしっかり掴んで上手に荷造りしちゃいましょう。
引っ越し業者がくれるダンボールには大きさが異なります。大小2種類のダンボールを用意している業者から4種類用意している引っ越し業者もあります。小さいダンボールには本など出来るだけ重いものを入れることがオススメです。大きいダンボールにはついつい細々したものを詰め込みがちですが、意外と重くなって持ち上げられないこともあるので注意が必要です。新居での荷解きをスムーズにするためにダンボールの側面に「配置場所と中身」を書いておくことも大切です。中身を側面に書く方は多いのですが、何個もダンボールがあると簡単なジャンル分けされた言葉だと中身が何だったかわからなくなる場合も大いにあるので、配置場所も合わせて記載しておくとかなり楽です。また、色付きのペンやガムテープでジャンル分けするという技もあります。食器は青テープ、日用品は黄テープといった具合に分けるのがオススメです。 では、割れ物や刃物など「危険なもの」の梱包はどうしたらよいのでしょう。
まず、お酒などのビンは面倒くさいですが1本1本新聞紙などでくるむのがオススメです。まとめて入れてしてしまうとビン同士が当たり割れてしまうこともあるからです。また、必ず立てて入れましょう。万が一ビンの蓋がゆるかった場合、ダンボールのなかで液体がもれて大変なことになってしまいます。 次に、ガラス製のコップなどですが、搬送の際振動で割れてしまうこともありますから、大変ですが1つ1つ新聞紙などでくるむことが大切です。高さが同じものを2段階に入れるのが食器への衝撃が少なくオススメです。 最後、包丁などの刃物ですが、しっかり刃物だとわかるよう持ち手を出しておくことが大切です。厚紙などを2つ折りにし刃を包むようテープで縛れば搬送で厚紙が取れる心配も少ないでしょう。 今回はダンボールの上手な使い方や危険物の梱包の仕方を紹介しましたが、このようなことを踏まえ快適な引っ越しをしてくださいね。